クイーンアン・キャピタル・マネジメント株式会社は2016年7月1日に設立され、2017年10月1日より有料職業紹介事業を開始しました。

会社名のQueenAnneは、米国ワシントン州シアトルにある丘陵地の地名であるQueenAnne Hillに由来しています。地域内にあるKelly Parkから見える眺望は、シアトル地域を180度見渡すことができ、当社が中長期的な展望に立って幅広い視野から、皆様のキャリアを一緒に考えていくという想いをこめて会社名といたしました。

創業者である田中雄一郎は、ITバブル期の2000年にこのシアトルに留学し、海外からの留学生だけでなく、当時、Microsoft社やAmazon社といった新興企業(約20年経た今となってはAGFAの一部として広く認識されることになります。)から企業派遣生との勉学・交流を通じて、企業家精神(Entrepreneurship)を意識するようになりました。

その後の複数の日系・外資系資産運用会社での管理部門の経験、特にTalent Acquisitionと呼ばれる人事部門の中でも採用活動の経験から、企業側と従業員側、言い換えると雇用主側と労働者側の利益の一致を追求することに興味を持つようになりました。
また人事部門は、従前、Human Resources略してHRと呼ばれることが主流でしたが、昨今では、Human Capital Management (HCM)と呼ばれるように世の中が変化していきました。その変化を、田中自身が身近に肌で感じており、社名の一部として命名いたしました。

当社は、従前の中途採用の主流であった「業種採用」から「職種採用」を意図して、他の職業紹介事業者との差別化を図っております。特に、資産運用会社が資産運用会社の人材を求め、証券業や銀行業、保険業の企業が、それぞれ同じ「業種」の経験を候補者側に求めるのを当社は理解したうえで、特定の「職種」であれば他業種でも相互の利益が一致するとの前提に立ち、双方の利益の最大化を図って参ります。国内での人材の争奪戦が叫ばれる中、職種採用の活性化によって、人材採用の効率化が図れる余地があるものと確信しております。

Amazon社が2000年当時、カテゴリー・キラーと呼ばれ始めたことと等しく、当社が、職業紹介事業において、業種採用の垣根を超えたカテゴリ・キラーとなれるよう、企業側・候補者側、双方のご支援を賜りながら、利益の一致ならびに最大化を追求すべく職業紹介事業に精進してまいります。