ヘッドハンティング会社の合併はシナジーを生む?

本日、同業他社の設立●周年記念のネットワーキングイベント&カクテルに少しだけお邪魔してまいりました。

ヘッドハンティング業界も同業種や人事関連の会社間で吸収合併が盛んなようです。結果、エグゼクティブ・サーチと呼ばれる、候補者を特定してコンタクトする形式(当社含む)は、利益率が悪いようで、大量に紹介して大量に採用してもらう形式(登録型や若年層、第二新卒)へのビジネス転換をヘッドハンターが強制された結果、ヘッドハンターが退職してしまうケースが散見されます。

先日もとあるヘッドハンティング会社数社が合併して上場しましたが、上場資料を拝見するに、「シナジーの創出」・「管理部門の効率化による固定費の削減」など、株式アナリストや投資家が喜びそうな言葉が並んでおりました。しかし、合併が決まった途端に優秀なヘッドハンターはチームごと退職したり(他社もしくは独立)と、上場する前のヘッドハンティング会社がもぬけの殻となって上場した感が個人的には否めません。

そんな環境のなか、今日お邪魔させていただいた会社は何度か資本関係が変わっても従来のヘッドハンターが従来どおりエグゼクティブ・サーチを淡々とされております。当社も見習っていきたい、と改めて感じました。

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